基本的な事ですが、JavaScriptによる変数宣言は以下のようなものがあります。
※サンプルで使いやすいように経験として実用として使う頻度が多いものだけを掲載しています。
- 変数定義
var iTest = 100;
let strTest2 = "100";
const iTest3 = 100; // 定数値
// 複数定義
var iTest4 = 100,ITest5 = 200;
var,let,constと定義方法はいくつかありますが、私は基本的にletは使っていません。同一変数名を間違って再定義時にエラーとしてくれるletは便利ではありますが、通常はvarで問題ないと思っています。constは定数値を保持する場合に使用しています。複数定義はカンマ区切りとします。個人的に複数定義は避けています。カスタマイズ等があった際に、別の変数にも影響がある為です。まとまった機能に影響がある変数定義時のみ複数定義は利用しています。
- データの型
JavaScriptのデータ型には以下の7つが存在します。
- Undefined
- Null
- String
- Boolean
- Number
- Object
- Symbol
※JavaScriptでは、変数の定義時に、型を指定するのではなく、変数に値を編集することで、動的に型が指定された状態となります。言語としては細々仕様があるのですが、他の言語を経験している人からすると、なぜ型の宣言がないんだと違和感を覚えるのが最初だと思います。値を代入していない変数の場合は、
undefinedの扱いとなります。
A = 100とするとNumber
A = “100”とするとString
A = trueとするとBoolean
に型づけされるというイメージです。要は型宣言がいらないので楽なのですが、後方の処理で誤ってStringとなっている変数に、数値等を代入したり判定したりしないように注意が必要になります。その場合は、もちろん正しい判定がされません。